Windowsでtarコマンドが使えるのでtarコマンドの使い方をアウトプット

こんにちは!

これまでWindows PCでLinuxサーバに置くアーカイブファイルを作成するとき、7-zipをインストールしてtarファイルを作成していました。

最近、仕事用のWindows PCをリプレイスしたのですが、7-zipをインストールするのに改めて申請が必要なので困っていたところ、Windowsの標準コマンドにtarが追加されているという事を知りました。

Windowsでtarコマンドが使えるので今日はtarコマンドの使い方をアウトプットします。

tarコマンドとは

「tar」コマンドは、複数のファイルを1つのファイルにまとめた「アーカイブファイル」を作成したり、アーカイブファイルを展開したりするときに使用するコマンドです。

tarコマンドの書式

「tar」コマンドは、以下の書式で「アーカイブファイル」を作成したり、アーカイブファイルを展開したりします。

「アーカイブファイル」を作成する

例えば、「c:\input」フォルダ内のファイルを「c:\output.tar」にまとめる場合、書式は以下の様になります。

tar -cvf c:\output.tar c:\input

「アーカイブファイル」を展開する

例えば、カレントディレクトリにある「output.tar」を展開する場合は以下の様になります。

tar -xzf output.tar

tarコマンドの主なオプション

「tar」コマンドで「アーカイブファイル」を作成したり、アーカイブファイルを展開したりするときに指定する主なオプションは以下になります。

オプション意味
-cアーカイブファイルを作成する
-xアーカイブファイルを展開する
-tアーカイブファイルの内容を一覧表示する
-f <ファイル名>アーカイブファイル名を指定する
-v処理の詳細を表示する
-zアーカイブファイルを作成し、続けてgzipで圧縮する
tarコマンドの主なオプション

以上が、Windowsでtarコマンドが使えるのでtarコマンドの使い方をアウトプットするになります。最後までお読みいただきありがとうございました。